
- Oct 22, 2015
エイリースクール・BFAフォーダム大学
エイリースクール・BFAフォーダム大学のダンサー達が、昨年私が彼らに振付した作品を、今学期のフォーダム大学イベントで再上演をした。 今年春のガラ公演での発表を含めるとこれが3回目の上演となった。今回再演に当たり、今一度彼らと一緒にリハーサルをし、彼らのこの1年の成長を目の当たりに出来たことは、実に嬉しいことであった。 2014年の秋冬学期、エイリースクール校長であるメラニー・ピアソン女史からの依頼を受けて、エイリースクール・BFAフォーダム大学のダンサー達に振付指導をした。エイリースクールはリンカーンセンターにあるフォーダム大学と提携をしており、BFA舞踊学士号を取得出来る4年間プログラムを提供している。私はフレッシュマンクラス(一年生)を担当し、学期末の学校公演で作品が発表された。 2010年に私がテキサス州のテキサスクリスチャン大学で発表した「Scorching Bay」という作品があり、今回は同作品をこのBFAフォーダム大学の生徒達にリアレンジして再演をした。 朝10時30分から午後7時までという長いエイリーカンパニーリハーサルのあと、週

- Oct 17, 2015
メトロポリタンバレエアカデミー "VIVA" オーディション
ペンシルベニア州にあるメトロポリタンバレエアカデミーは、10年以上前から私が振付、指導をし親交があるバレエスクールである。ディレクターであるリサ・コリンズ女史は元ペンシルベニアバレエ団のプリンシパルダンサーであり、今年で20周年を迎えるこのメトロポリタンバレエアカデミーを主宰し、実に多くの才能ある若いバレエダンサー達を育て来た。 私がまだ20代であった若かりしころから、私の指導者としての才能を買ってくださり、この10数年に渡り幾度となく振付指導の機会を与えてくださった。総勢キャスト50人ほどにも及んだ私の初めてのストーリーバレエ振付作品「ピーターパン」を2007年に発表することができたのも、コリンズ女史のアイデアであり全面協力があったからこそであった。私がエイリーカンパニーに入団し、ツアーで多忙になった近年も、再演という形で過去の作品を毎年のように発表してくださっている。 今回は2011年に私が振付をしたコンテンポラリーバレエ、「VIVA」の再演をすることとなり、そのキャスティングオーディションに行ってきた。たくさんの生徒さん達が私の訪問を楽しみ

- Oct 10, 2015
カンジ会
3カ月〜6カ月に1回のペースで、エイリースクールで学んでいる若い日本人ダンサー達を集めて、「カンジ会」を開いている。 今年も9月からエイリースクールの新学期が始まった。アフリカツアーから戻ってくると、「今学期、日本人ダンサー達はなんと12人!」という嬉しいニュースを聞き、早速カンジ会を開いた。 皆さん興奮と期待を胸に、エイリースクール新学期に望んでるエネルギーを感じた。今年は男性ダンサーも二人! 18年前、彼らと全く同じようにエイリースクールで学び始めた私自身の思い出が昨日のように戻ってくる。朝から晩までまさに踊り漬けという幸せな毎日を送ることができた学生時代、私の他にもやはり日本人ダンサー達がいた。慣れないニューヨークというとてもスピーディーな大人の街で、みんな日本から来たばかり、仲間として支え合った。楽しい思い出しか浮かばない。その時から18年経った今も親友として交流のある仲間もいて、今振り返ると改めてかけがえのない時間であったと深く感じる。 「ダンス」と「日本人」であるということを共通点とし、「出会い」を大切にしながら、ここニューヨークで頑