私達エイリーカンパニーにとって、アトランタのお客さんは、全米一賑やかである。毎年恒例の行事として、地元のお客さんが楽しにして、ドレスアップをして私達の公演を見に来てくださる。今年も幕が上がるとポップコーンの匂いが客席から入ってくると同時に、ウォー！という興奮した掛け声と拍手が途端に巻き起こり、舞台上の私達もさらに気合いが入る。皆エネルギー全開で踊る、なんて幸せなことか！ 楽屋も毎年同じ部屋で、同じスポットをゲット！ 1929年にオープンした古い劇場、エレベーターもまだ手動式なのが、歴史を感じられとてもいい。 今年もマーティンルーサーキング牧師の息子さんとご家族が出席され、舞台上にてご挨拶頂いた。

２年ぶりのオーランドでの公演。ディズニーランドの街、私達が公演する劇場の名前もウオルトディズニー劇場！数年前にオープしたばかりの新しい劇場で、２年ぶりに戻って来た現在もまだ改築中で、完成するとオーランドバレエ団の本拠地となるそうだ。 そのオーランドバレエ団芸術監督のロバート・ヒル氏は、私と妻のジェシカが２０年近くに渡り親交がある方で、近年もジェシカの作品をオーランドバレエ団に依頼して頂いている。そのヒル氏にエイリーカンパニーのクラス指導をお願いした。かつてアメリカを代表するスターダンサーであったヒル氏のバレエクラスに、エイリーダンサー達も興奮、みんな熱心に指導を受けていた。 そのヒル氏自身がジェシカの代表作品で、大きなスカートを衣装とした「コーリング」を踊りたいという熱い要望を頂き、実は今回の滞在中に私が振付指導をすることとなった！引退されてから１７年が経ち、今回が初めての舞台復帰ということを伝えられ、指導する私もプレッシャーを感じた！が、熱心に取り組んでくださり、私自身ダンサーとして非常に貴重な時間を過ごすことが出来た。背が高く、長い手足から表

私の大好きなマイアミ！！今年は１月にも仕事で来たばかり、２月のニューヨークはまだまだ寒いこの時期にマイアミで過ごせることは、大変嬉しい！天気快晴、エネルギーも晴れて、元気に踊る！ マイアミでは土曜日2回公演の合間に、エイリーカンパニーバーベキューを舞台裏外で開催するのが毎年恒例となっている。スタッフ、ダンサー、地元スタッフさんも交えてみんなで楽しくバーベキュー！ ツアー各地では、地元のサポーターの方々が私達エイリーカンパニーの為にレセプションを開いてくださる機会に多く恵まれる。今回マイアミで招待してくださったのは、チャールズ・フライズさん、カレンさんご夫妻。まさにこれこそマイアミライフ！といわんばかり、サンセットアイランドに位置する豪邸にて温かく迎えてくださり、手厚くもてなして頂いた。 エイリーカンパニーが契約している映像アーティスで、フランス人のRedha Medjellekhさんとのプロモーション用撮影を行った。ロバート・バトル氏ポピュラー作品「ハント」を踊る。完成が楽しみである！

毎年訪れるケネディセンター劇場での公演も、私にとって今回で８年目となる。楽屋も毎年同じ部屋で、戻ってくるともう一年経ってしまったのか！と、昨年ここで公演したのが昨日の様に感じ、時の速さを感じる！ メトロポリタンオペラ劇場を彷彿させる、同劇場のインテリアの美しさは天下一品である。「レベレーションズ」最後、「ロッカマイソウル！」という歌声とともに、ひざまずき上を見上げる。美しく輝くシャンデリアが見え、お客さん達の掛け声とエネルギーを浴び、何とも言えない感動が溢れる。 エイリートリオ、同じメンバーで昨年に続き今年も地元の学校にて、レクチャーデモストレーションを行う。 エイリーカンパニーは、ワシントンDCエリア出身のダンサーが多い。その一人、サマンサ・フィギンズさんのご家族が、ダンサー達のためにホームパーティーを開いてくださった。美味しい手料理をエンジョイして、リラックスしたひと時を過ごすことが出来た。

エイリーカンパニー2019年の全米ツアーが始まった。３ヶ月にも及ぶ長くハードなツアーであるが、全米各地で私達の公演を楽しみにしてくださっている人々の為にも全力で頑張りたい！ 第一都市はカナダ・トロント。３年ぶりのトロントであるが、いつ来ても寒い！！！ニューヨークより寒い！が、劇場はダンサー達とお客様の熱気で溢れる！ 次の都市ワシントンDCへ！