

- Jan 20, 2020


- Jan 6, 2020
シティーセンター公演2019-2
今シーズン最大の出来事は、副芸術監督である茶谷正純氏がこれをもってご勇退されるということである。1972年に入団されてから、アルビン・エイリー氏の絶大な信頼を得て、現在まで実に47年間!!エイリースピリットを継承されてこられた第一人者である。その茶谷さんが引退されるということは、今年61周年を迎える私達カンパニーにとって一大の出来事であり、歴史的瞬間である。 私自身、1997年春にエイリー公演が東京で開催された際に、東京国際フォーラムの楽屋に初めて茶谷さんを訪れた事を思い出す。当時すでにその秋に在外研修員としてニューヨークに渡りエイリースクールに留学することが決まっていた私は、母と二人でお菓子箱を持って、茶谷さんにご挨拶に向かった。体からエネルギーが溢れ、笑顔で迎えてくださり、「カンジ、明日からカンパニークラスを受けにおいでよ!」と突然誘って頂いた。まだ英語もままならかった自分が、突然エイリーカンパニークラス、アメリカのスーパーダンサーたちの中に放り込まれ、緊張も緊張の中!ではあったが、茶谷さんの心温める包容力により早速貴重な機会を頂き、夢溢れた


- Jan 4, 2020
シティーセンター公演2019
エイリーカンパニー毎冬恒例のニューヨーク公演、今年も週8回公演を5週間に渡り開催された。地元多くのエイリーファンの方々に迎えられ、連日熱気溢れる公演となった。 この時期になると毎年、ニューヨーク市町中にエイリー公演宣伝ポスターが見られる。バス、タクシーの広告はもちろん、今年は地下鉄内のデジタル画面が大胆に宣伝され、ひときわ大きく目を引かれた! 初日公演は、多くのゲストが招待され、プレスが入るなど、一番大切な公演である。名作「レベレーションズ」もオーケストラと歌い手さん達コーラスの生演奏で迫力を持って演じられる。その開幕公演は、現カンパニーのベストキャストにて構成されるなか、私は男性3人の踊り「シナーマン」を踊った。 今回は入団9年目にして掴み取ったキャスト一番手としての登場であったが、今までにこのバリエーションを踊ったのは軽く500回は超えているので、”気負い”はなかったがもちろん”気合い”は200パーセント入っていた!私が舞台に走って登場すると、なんと思いがけないことに、観客席から多くの歓声と拍手が!出てきただけでの声援に、更に興奮も高鳴り!そ