

- Jun 27, 2021
アルビンエイリー舞踊団スプリングガラ「フューチャー」プレミア
2021年、長期戦のコロナ状況が続く中、私達アルビンエイリー舞踊団は、2月よりスタジオに戻りトレーニングとリハーサルを開始。生の舞台、公演復帰はまだ遠いが、ワクチン接種の進展に伴い、社会そしてエンターテイメント界の回復を祈りながら、一歩ずつ準備を重ねている。 そんな中、6月毎年恒例であったリンカーンセンター公演に替わる、「アルビンエイリー舞踊団スプリングガラ」がオンラインでストリーミングされる。そのプログラムの一部、新作振付を私が任され創作をした。 今回ガラのテーマは、「Hope」「 Promise 」「Future」を掲げ、私の作品は「Future」。「フューチャー」とは無限の可能性、地球のパワーと私達人間が一つになり創作していくということ、そのためには勇気を持ってアクションを起こすことの大切さなど、私の願いを込めてこの作品を完成させた。 「フューチャー」はまさにHands ON!! して、私のビジョンが全てが詰まった実に思い入れのある作品となった。作品の振付はもちろん、衣装コーディネート、撮影場所の選択、映像における構成ディレクションの全てを


- Jun 20, 2021
ワシントンバレエ団2021
私の妻ジェシカ・ラングの新作クリエーションを、ワシントンバレエ団にて行った。ダンサー達全員がワクチン接種完了に伴って、パンデミック後初となるマスク着用なし、ソーシャルディスタンスなし、人数制限もなしでのリハーサルとなり、様々な意味で感喜余る素晴らしいクリエーションとなった。 ベートベンのストリングトリオ”セレナード”から15曲を使用、時代を超えた普遍的音楽の美しいメロディに乗せて、ジェシカの卓逸した構成力、音楽性、詩的かつヒューマニティー溢れる美しいバレエ作品がまたひとつ完成された! ワシントンバレエのダンサー皆さんにとってもカンパニー全員が同じスタジオに入り、マスクなしでのリハーサルはパンデミック始まって以来のことだったそうで、最終稽古後の集合写真、感動と笑顔に溢れた素晴らしい瞬間となった! 芸術監督のジュリー・ケントさん、ご主人で副芸術監督のビクター・バービーさんと共に。 ジュリーさんがまだ現役で踊られていた時にジェシカがジュリーさんにパドドゥ創作依頼され振付したのをきっかけに、それから長年ジェシカの作品を愛しサポートして下さっている。言わず