イリノイ州シカゴ
シカゴでのエイリーカンパニーの人気は特別で、今年も2週間の公演を行った。2週間に渡り3つ違ったプログラム構成があり、キャストもその度に変わる為、公演回数もそうだが、それに比例してリハーサルも増える。その上、朝には子供達の為に公演もあり、毎年このシカゴ滞在は実に盛りだくさんであり、体力勝負、気力で乗り切る!
歴史あるオーディトリアム劇場は、ニューヨークでいうとラジオシティーミュージックホールを彷彿させる空間とデザインを持った、素敵な劇場である。茶谷さん(エイリーカンパニー副芸術監督)のお話しによると、茶谷さんの踊られていた70年代からこの劇場で公演を行ってきたそうだ。当時は環境も今と違い、コンクリートのように硬い舞台の上で踊って大変だったとおっしゃられていた。現在はどこにいっても、エイリーカンパニー所有のスプラングフロアーとリノリウムを引いてくれて、私たちダンサーが世界中どこの舞台に行っても同じ条件で踊れるような環境を作ってくれる。茶谷さんの話を聞いて、私たちは本当に恵まれているんだなぁと感じた。ちょっとのことで体が痛いとはいってられない、この環境に感謝して益々頑張らなくては!
茶谷さんに選んでいただき、シカゴ地元のテレビ局の朝のニュースに出演し、「レベレーションズ」の中から男性3人の踊り「シナーマン」を踊った。朝も早く床の条件も違い大変だったのだが(しかも生放送!)、全力で踊りなんとか乗り切った!
その模様は下記の通り。
http://wgntv.com/2015/03/06/alvin-ailey-performs-live/



