リンカーンセンター公演 2015

2週間に渡るリンカーンセンター、デビット・H・コック劇場(旧ニューヨークステイトシアター)での公演が開幕した。

当劇場は、伝統と歴史あるニューヨークシティーバレエ団の本拠地である。私が初めてこの舞台で踊ったのは今からちょうど10年前の2005年、マークモリスダンスグループ公演であった。舞台稽古の時にマーク・モリスさんが仁王立ちで舞台真ん中に立ち(それだけでもかなりの迫力なのだが)、私達ダンサー達に駄目出しをするのを聞きながら、あぁここであのロビンズ氏やバランシン氏が名作の数々を創作し、アメリカバレエ界の歴史を築かれたんだなぁと大きな感動があったのを思い出す。

それから10年間幾度に渡り、マークモリスダンスグループ公演そしてここ数年はエイリーカンパニー公演にて、この美しい大舞台で踊れることに非常に大きな喜びを感じる。エイリー公演は、ニューヨークの気候が一番心地よい季節の6月に行われ、初日のガラ公演後に劇場バルコニーにて行われるレセプションはいつも素敵であり、毎年私が楽しみにしているイベントのひとつである。

今週エイリー公演のメインイベントは、ヒップホップ界の巨匠レニ・ハリス氏の世界初演「Exdous」である。私は出演していないが、大好きな作品である。エイリーダンサー達が踊るヒップホップ作品、凄すぎの一言に尽きる。彼らの血が踊るというのはまさにこのことで、迫力とエネルギー溢れノンストップの20分間は圧倒である。

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