メトロポリタンバレエアカデミー "VIVA" オーディション
ペンシルベニア州にあるメトロポリタンバレエアカデミーは、10年以上前から私が振付、指導をし親交があるバレエスクールである。ディレクターであるリサ・コリンズ女史は元ペンシルベニアバレエ団のプリンシパルダンサーであり、今年で20周年を迎えるこのメトロポリタンバレエアカデミーを主宰し、実に多くの才能ある若いバレエダンサー達を育て来た。
私がまだ20代であった若かりしころから、私の指導者としての才能を買ってくださり、この10数年に渡り幾度となく振付指導の機会を与えてくださった。総勢キャスト50人ほどにも及んだ私の初めてのストーリーバレエ振付作品「ピーターパン」を2007年に発表することができたのも、コリンズ女史のアイデアであり全面協力があったからこそであった。私がエイリーカンパニーに入団し、ツアーで多忙になった近年も、再演という形で過去の作品を毎年のように発表してくださっている。
今回は2011年に私が振付をしたコンテンポラリーバレエ、「VIVA」の再演をすることとなり、そのキャスティングオーディションに行ってきた。たくさんの生徒さん達が私の訪問を楽しみにしてくれていた。幼少の時から何年も知っている子供達に再会すると、彼らの成長ぶりに毎回驚かされる。みんな生き生きとして元気に踊ってくれた!「VIVA」 はビバルディ曲で私がとても気に入っている美しい作品。
来年3月の公演に向けて、これから私のアシスタントが再演振付渡しをしてくるのだが、このエネルギー溢れる若いダンサー達によって踊られる2016年版「VIVA」を観れるのを今から心待ち、楽しみにしている!



