2015−2016年シーズン終了
2016年全米ツアー最後、20都市目となるニュージャージー公演を無事終了。3月半に渡る全米ツアー、いろいろな意味で大変でありハードなツアーであるが、今年も乗り切った、踊り斬った!という安堵感、なんとも言えない充実感を感じる。
これで2015−2016全日程を終了。昨年6月リンカーンセンター公演に始まり、熱狂的に迎えられ一ヶ月に渡ったフランス・パリ公演、ライフチェンジングといってもいいほど衝撃を得た南アフリカ公演、5週間激動のシティーセンター公演、そして全米ツアーと、実に多くの感動に溢れた素晴らしいシーズンであった。
今年は200こそ超えなかったが、カンパニーとして行った公演回数は実に全187公演。踊って踊りまくり、各地どこにいっても多くの方々に、あたたかく迎えて頂いた。ダンスは一瞬の芸術であるが、その一瞬に感じることが出来た心、感動は言葉にすることは出来ないくらい素晴らしい。今年も多くの方々に支えながら無事終了できたことに、感謝の気持ちでいっぱいである。

とても悲しいことは。。。カンパニー内で私が一番好きであった素晴らしいダンサーであり友人の、マルコス・ウィリスさんとデミータ・ホプキンスさんが、今シーズンを持ってカンパニーを辞めることである。。。彼ら最後の公演、みんな涙、涙、愛情に溢れていた。。

私と3人で「エイリートリオ」として、ここ数年3人で一緒にダンス教育活動をしてきた。。彼らが辞めてしまうと、来年の「エイリートリオ」はどうなるのか?!。。マルコスさんは振付家の道を、デミータさんはブローウェイミュージカルの道をとそれぞれ進んで行くそうだ。才能にあふれた二人のこと、これからの活躍に期待、応援したい!

現代タップ界のスター、あのセビオン・グローバーさんが私たちの公演を観に来てくれた!私が1997年に渡米した時、大ヒットしていた彼のブロードウェーミュージカル「ブリンギンダノイズ・ブリンギンダファンク」を観て感動、「あぁーニューヨークにきたんだなぁ!」と感じたのを思い出した。それをセビオンさんに伝えたら、「ありがとう、今年で同ショーの20周年を迎えるので記念公演を企画中だよ!」と笑顔で対応してくれた。


