ワシントン州シアトル2016
今回のシアトル公演は、私にとって特別なものとなった。日本から母(亜甲絵里香)と妹(瀬河華織)、私の公演を観に来てくれてた。ワシントンDCでの公演に招待されて渡米した母と妹が、日本に帰る前にシアトルによってくれたのだ。エイリーカンパニーは常に全米そして世界を回り、実に多くのお客様に公演を観ていただく。そんな中遠く離れた日本の家族がこうしてアメリカに来て、自分の踊りを観に来てくれるのは、本当に嬉しいことで特別なことであった。

母と妹が前回エイリーカンパニーを観たのは2012年パリ以来で、実に4年ぶり。今回久しぶりの再会で、カンパニーのダンサー達はもちろん、芸術監督のロバートさん、マシューさんみんなとても喜んでくれた!

パシフェィックノースウェストバレエ団の芸術監督、ピーターボールさんに依頼され、私の妻ジェシカ・ラング振付作品「コーリング」を指導した。私がジェシカとシアトルに来てこの作品を指導したのはちょうど1年前のことで、今回もエイリーのスケジュールの間を縫って、リハーサルをしてきた。踊るのはカンパニー若手注目株のディランさん。とてもハンサムで、スカート姿も凛々しく似合っていて、とても神聖でピュアな踊りをしてくれた。

私の仲間デミータさんとマーカスさんと年間を通していろんなところで開催するレクチャーデモストレーションの「エイリートリオ」、をシアトルでも開催。今回はさらに二人のダンサーが加わり5人で踊り、地元の多くの子供達に喜んでいただいた。
