スイス・バーゼル
スイスは今までもチューリッヒ、ジュネーブ、ローザンヌなど毎年のように訪れてきたが、スイス北西部のバーゼルでの公演は今回が初めてとなった。
今週の公演はパリとは一変して、毎日同じプログラムが続く。私は、ポール・テイラー氏の「ピアゾラカルデラ」、ロバート・バトル氏「タカデミ」、エイリー氏「レベレーションズ」を中心に踊った。キャスティング構成は毎日変わっていくのだが、一晩で全3作品を踊る時は、さすがに大変で体力勝負。まさにアメリカンモダンダンス!であるので、テクニック的にもヘビーであるが、どれも感情表現ストレートで熱い作品ばかり!

バーゼルの街並みは、やはりチューリッヒを彷彿させる風情がある素敵な街であった。バーゼルは、スイス、フランス、ドイツ国境の3点が合うまさに最先端に位置する。ということで、私達が泊まったホテルも実はドイツ側。ホテルと劇場間は電車で15分ほどであったが、ドイツースイスを毎日往復した。ホテルもスイスフランより、ユーロの方が安いから、という事情も全くない訳ではないのだろう。

スイスでグロサリーにいくと、通路全部がチョコレートで埋められたセクションが必ずある!