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マイアミ・ニューワールド芸術学校

アリゾナ州、ミズーリ州での仕事を終えた後、フロリダ州マイアミへ直行した。私の大好きな街で、もうひと仕事!

ニューワールド芸術学校の高等部(大学舞踊科もある)にて、私の妻ジェシカ・ラング振付作品「オブリビオン」をステージングした。ニューワールドスクールはアメリカ国内でも優秀な芸術学校であり、我らがエイリーカンパニー芸術監督であるロバート・バトルさんも当校出身である。

「オブリビオン」は1999年にジェシカが、アメリカンバレエシアタースタジオカンパニーに振り付けた作品である。実はその初演にジェシカが私を招待してくれて、私も観に行ったのがきっかけで私達のストーリーが始まった。

この作品はジェシカがプロフェッショナルカンパニーに振付した第1作品目であり、それから現在まで実に102作品を創作し、アメリカダンス界に貢献して来たことは大きな功績である。今年でのこの「オブリビオン」が20周年という記念すべき年、私が再演ステージを出来ることは非常に歓喜深い。今回再度この振付を勉強するにあたって、彼女の振付を通し、その構成力、音楽性、当時若干23歳であったとは思えないジェシカの才能を十分に感じ取ることが出来た。

音楽はアスター・ピアゾラ、情熱的な作品を若ダンサー生徒達が一生懸命に踊ってくれた!約20分の作品を、計3キャスト組んだ。様々な面でさすがに大変な仕事であったが、私も情熱と信念を持って生徒達と向き合い、「オブリビオン」再演を一緒に作り上げることが出来た!

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