パトリック・デゥポンさん!
7月と8月エイリーカンパニーは、地元ホームでリハーサルに専念する。今シーズン新たにレパートリーに加わる新作の創作、振付家の方々を迎え毎日10:30AMから 7:00PMまでリハーサル漬け、ある意味最もハードでこれからのシーズンを決める最も重要な時間に汗を流す。
そんな中、ある日突然あの”パトリック・デゥポン氏”が私達のリハーサル見学に訪れた!!パトリック・デゥポン氏は80年代に活躍したあのパリ・オペラ座の大スター。私がまだ子供の頃、母に連れられて世界バレエフェスティバルを観に行っていたが、当時まだ幼かった私に鮮明に感動を与えてくれたのは、ジュルジュ・ドン氏そしてこの
パトリック・デゥポン氏であった。エネルギーと愛嬌溢れるダイナミックな踊りは魅力に溢れていた。そのパトリック・デゥポンさんは実は、その時代アルビン・エイリー氏の作品「パドデゥーク」を踊り、エイリーカンパニーと長い交流があり、今回ニューヨーク滞在中に私たちのリハーサルを見学しにきてくださった。現在では60歳になられたパトリック・デゥポンさん、幼い頃にあなたの踊りを東京で何度も観ましたよ!と伝えたらとても喜んでくださり、大感激であった!


